Journal / 建築への考え方
大きな窓を考えるということ
窓は,ただ大きければいいわけではありません. 大きな窓を作るとき,「どこまでを壁とし,どこからが開けているのか」という境界を設計しています.

「一枚屋根の森のすみか」では,屋根の下に東屋で休むような「その場所と自分が一体になる」空間を描きました.

「農家の変形切妻」では,凹んだ壁の一部を取り払うことで「スクリーンのように風景を映し出す」ことを考えています.
大きな窓は,構造やデザインの工夫によって成立するものですが,同時に「暮らしと風景の関係」を映し出す装置でもあります. 窓をどう開くかによって,そこで過ごす時間の質は全く変わっていきます.
Instagramの投稿をもとに,HP掲載にあたり一部加筆・編集しています.
文:斉藤公平
