基本設計中の様子の紹介です。

基本設計中の案件を模型化しています。 設計者である私たちは図面から形の想像はできますが、お客様が図面からでは想像しにくい形になっていると考えられる場合は必ず作るようにしています。建築模型は通常スチレンボードという材料で作ることが多いのですが、白い画用紙でまず形をざっと作ってから、その厚紙をスチレンペーパーに貼り付けて実際の模型を完成させていきます。
メリットとしては，切り出した部材のサイズ等を微調整しやすいこと厚紙の表面が汚れたときに交換が簡単なことですが、何より画用紙の質感が好きなことです（とても個人的なことですが(笑)）
この案件では山を眺めながら生活したいというご要望に対して、平面形に斜めの壁を入れる方法を取ったために形を整える作業に時間をかけて検討しました。模型化されたものを見たときに狙った面白みが出てきて少しほっとしています。