黒の輪郭人の集まる家である為、大きな主室が必要だ。ある程度音環境を区切れるように子供たちの寝室を2Fとするのだが、それだけでは2F部分は1F部分と比べてかなり小さい。床のない部分を吹抜けとして開放してもいいのだが、巨大なヴォリュームが出来上がるだけ...MORE
シンプル・グリッド箱型の家を作ることは珍しくない。経済的であるし、両側を他の住宅に挟まれた住宅地では無落雪であることが求められるため、とても自然な手法である。今回の試みとして、正面の表情に整然さと開口の自由さを同時に担保できないかという観点からのファサードデ...MORE
大きな空の下の大屋根工房を持つ家である。大きな空の下、工房と住居を覆う大きな屋根が映える家だ。夏になると畑には背の高い作物も育てられることがわかっていたので、せっかくなら広大な大地を常に楽しめるように、2Fを主たる生活空間とするようと考え、1Fに工房を据えつつ...MORE
長い土間に迎えられるすまい東西に長い敷地である。北側には陽光も届く条件であったため南側に庭をとり、それに沿うように北側に住宅部分をレイアウトした。ここまでは王道であろう。せっかく庭のある家に住むのであれば、積極的に庭を使いたい。しかし玄関から靴をとってきて大きな掃き...MORE
がらんどうの家間仕切りはなく、家に置いてあるものもすべてが見通せる。広々としていて、子供が走り回っても十分な広さのある家。まさに「がらんどう」であることが求められる、それがこのプロジェクトの出発点である。水廻りと土間に設けたかった納戸以外は、建築基準法に...MORE
南幌の家ZERO(山本亜耕建築設計事務所との協働)「ゼロカーボン」をコンセプトとする、きた住まいるヴィレッジのデザインルールを活用したプロジェクトである。ゼロカーボンヴィレッジの詳細はHP等で確認していただけたらと思う(https://www.town.nanporo.hokkaido.j...MORE
街中の陽光北側道路の住宅街に建つ家である。条件としては以前設計した「北入りの箱の家」とも似ており、お施主様は何よりも日当たりを気になさっていた。色々な経緯はたどったが、最終的には主室を2Fに持ち上げる形で落ち着いた。南側に大きな開口をとることになるが...MORE
北入りの箱の家北側道路の住宅街に建つ家である。こういった場合は主室を2Fへと持ち上げて、採光を考えることが多いのだが、基本的に1階で住みたいとのご要望であったため、南側に配した主室を吹き抜けとして光を取り入れる方針をとった。南東側が少しばかり開けており、...MORE
中庭と回廊とシアター出来ることなら分譲地に建つ住宅には中庭が欲しい。十分に広い分譲地ならばなおさらだ。また、今回は一般的なリビングは不要、その代わり天井の高いシアタールームとなる部屋が欲しいとのご要望だった。このシアタールームを他の矩形ヴォリュームから分け、L...MORE
斜天のあるボックスハウス北海道での新しい生活の為に新しく設えた家である。コンパクトにまとめながらもおおらかな住宅を目指し、コストも抑えられるように計画を進めた。薪ストーブのある家とすることは決まっていたので、玄関から薪ストーブのある主室までを土間でつなぐ手法を取っ...MORE