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小さな自邸の設計を始める.

小さな自邸の設計を始める.|撮影:斉藤公平
撮影:斉藤公平

いよいよ自邸の設計に着手しました.

住宅ローンの事前審査を行い予算を整理した結果,どうやら私の家はとても小さく設計する必要がありそうです.25坪くらいが限界でしょうか.

もともと小さな家にするつもりではありましたが,この限られた条件の中でどう成立させるか. 「何とかするしかない!」と,少し息巻いています.

自邸を楽しみにしてくださる方も多く,なんとか皆さんにお見せして恥ずかしくないものとは思っているのですが,正直なところ,今はかなり迷走しています.

普段の設計と違い,お客様のご要望や好みという手がかりがない中で,いくつもの問いに,自分で向き合うことになります.

どんな建築をつくりたいのか. どんな思想で住宅を設計したいのか. 北海道の住宅とは何なのか. 普遍的な回答として何か提示しなくてはいけないのではないか. 普段から考えていないわけではないのですけれども.

今回のスケッチは「壁」に着目した,かなり図式的な建築を検討しているところです. 建築側に強いルールを与え,その都度どのように使いたいかを当てはめていく. そういった意味では柔軟性のある強い構成になりそうで,実際私と妻の生活を当てはめても成り立ちそうな感じです.「壁」という要素も北海道の建築に重要な考え方だとも思っています.

ただ……このままでは「自分がつくりたい建築」にはならなさそうだな,と. 現在は,また別の発想で検討を進めているところです.

この先も,試行錯誤の過程を少しずつ記録していこうと思います.

Instagramの投稿をもとに,HP掲載にあたり一部加筆・編集しています.

文:斉藤公平

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